2006.8.30.更新

報告書一覧


研究会の研究成果は、研究会報告書として毎年発表しています。

報告書最新号は、最終号にあたる第12集です。
 川口慎二・古川顕編
  『現代日本の金融システム−金融市場と金融政策−』
   (金融システム研究会報告書第12集)
    郵便貯金振興会貯蓄経済研究室、平成18年3月発行、3600円+税

お問い合せ
郵便貯金振興会貯蓄経済研究室

『現代日本の金融システム−金融市場と金融政策−』 第12集 平成17年度版 (平成18年3月発行)

   (第12集に収められた論文の概要は、下記の論文タイトルをクリックすることによってご覧いただけます。)

古川 顕 マネタリー・ベース、銀行貸出およびマネーサプライの関係について−時系列分析による検証−
中川 竜一 総需要の利子弾力性と金融市場の不完全性
打田委千弘 量的緩和政策の政策波及経路と準備預金需要について
南波 浩史 低金利政策下における金融政策の波及経路に関する一考察
島本 哲朗 中央銀行によるマネーサプライルールの公表の誘因について
田中 敦 金融政策反応関数のレジームシフト分析:再考
岩佐 代市 ナローバンキンク論:再考
北川 雅章 金融サービスと郵便貯金−基本的考え方と戦略としての顧客志向−
廣江 満郎 金融サービス業と顧客満足−日本の銀行業のCS活動を中心に−
藤原 賢哉 金融商品の販売ルールと投資家保護
岡村 秀夫 日本の新規公開市場
井澤 裕司 わが国上場企業における「有形固定資産減少額」の実態:アンケート調査
阿萬 弘行 日本企業の経営者報酬インセンティブについて−既存市場と新興市場の比較分析−
竹治 康公 日系企業の東アジアでの事業展開戦略
[研究資料]
川口 慎二 ジンメル『貨幣の哲学』解読の栞 (その3)
岩崎信彦・廳 茂 編
   「『貨幣の哲学』という作品―ジンメルの価値世界」を読む

『現代日本の金融システム−金融リテールの経済分析−』 第11集 平成16年度版 (平成17年7月発行)

   (第11集に収められた論文の概要は、下記の論文タイトルをクリックすることによってご覧いただけます。)

岩佐 代市 リーテイル支払決済手段の多様化とその含意−特に、マイクロペイメントを中心に−
井澤 裕司 複合された確率の認知と危険回避度−Two stage lottery実験による検証−
寺地 孝之 イギリスにおける基本銀行口座の導入とその論点
田中  敦 家計の金融資産選択行動−サーベイデータを用いた実証分析−
岡村 秀夫 中小企業金融におけるリレーションシップ・レンディング
打田委千弘 金融機関の健全性と設備投資について−都道府県データを用いた実証分析−
相馬 利行 日本の銀行のリスク行動に関する展望−コーポレート・ガバナンスの観点から−
廣江 満郎 財政金融政策の有効性−誘導型アプローチによる計量分析−
南波 浩史 マネーサプライ・銀行貸出と実体経済の因果性について
古川  顕 アーヴィング・フィッシャーの景気循環論
[研究資料]
川口 慎二 ジンメル『貨幣の哲学』解読の栞(その2)

『現代日本の金融システム−公的金融と銀行・企業・家計の行動−』 第10集 平成15年度版 (平成16年7月発行)

南波 浩史 公的金融仲介と郵便貯金の役割
岩根 徹 都道府県制度融資の実証分析
打田委千弘 量的緩和政策と準備預金需要について
北川 雅章 名目GDP目標政策、物価水準目標政策のシミュレーション分析−ゼロ金利政策、量的金融緩和政策と郵便貯金残高の利用可能性−
井澤 裕司 わが国都市銀行のデュレーション調整
中川 竜一 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀について
田中 敦 企業規模別データによる貸出市場の不均衡分析
相馬 利行 アメリカにおける銀行のリスク行動に関する展望−株式所有構造の視点から−
岡村 秀夫 新規公開株式の長期パフォーマンス
阿萬 弘行 子会社公開に関するサーベイ
竹治 康公 東アジアにおける生産拠点分散−中国の進出企業の問題点を中心として
廣江 満郎 近年における個人金融資産の動向を巡って
岩佐 代市 金融システム安定化政策の代替的な枠組み−世界標準vsオーストラレイシアのケース−
寺地 孝之 金融排除の国際比較−イギリス・アメリカ・日本−
藤原 賢哉 企業の破綻処理をめぐる研究の展望
島本 哲朗 現代社会における情報源としてのマスメディアの意義について
[研究資料]
川口 慎二 ジンメル『貨幣の哲学』解読の栞

『現代日本の金融システム−金融機関行動と公的支援−』 第9集 平成14年度版 (平成15年6月発行)

古川 顕 地価の変動と貸出市場-担保の逆選択効果と非対称性-
田中 敦 貸し渋りについての一考察-貸出市場の不均衡分析-
中川 竜一 銀行資産と金融政策の有効性
岩佐 代市 貨幣の考現学−電子マネーの現状と若干の考察−
寺地 孝之 香港におけるフリーバンキング−フリーバンキング理論の新動向を踏まえて−
岩根 徹 中小企業金融と公的支援
南波 浩史 少子高齢化の進展と公的年金制度
岡村 秀夫 新規公開をめぐる市場間競争
相馬 利行 生保の競争度の進展:上位7社と下位13社の比較
島本 哲朗 マスメディアは何を伝えるのか?

『現代日本の金融システム−金融再編成下の諸問題とその分析−』 第8集 平成13年度版 (平成14年6月発行)

古川 顕 金融政策の波及メカニズム−ホートレー仮説対ケインズ仮説をめぐって−
岩根 徹 金融危機と預金保険
寺地 孝之 イギリスにおける金融排除
藤原 賢哉 上場企業における破綻処理効率性の検証
島本 哲朗 マスメディアの利用に関する一般理論
田中 敦 準備市場の計量分析-1997年以降の構造変化の検証
中川 竜一 国内銀行の横並び行動:実証分析
岡村 秀夫 近年の社債市場改革と負債調達コストの決定要因
相馬 利行 競争的周縁企業を考慮した生命保険業の競争度の推計の理論的考察
北川 雅章 共和分分析による商品先物市場の効率性の検証−ゴム先物市場を一例として−
南波 浩史 公的年金制度における財源調達方法のあり方について

『現代日本の金融システム−信用経済の分析と実証−』 第7集 平成12年度版 (平成13年6月発行)

古川 顕 信用の経済学−R.G.ホートレーを中心に−
岩根 徹 日本銀行のクレディビリティー
岩佐 代市 銀行の自己資本と自己資本比率規制の効果に関する覚え書き
井澤 裕司 ホームページデザインは投資行動に影響するか? インターネット・トレードの課題
田中 敦 郵便貯金と銀行預金のレジーム・シフト分析
岡村 秀夫 証券会社の引受機能−公開価格決定におけるディスカウント率の決定要因−
打田委千弘 低金利政策下における銀行の準備預金積み立て行動について−1995年から1999年まで−
中川 竜一 信用経済において最適な金融政策ルール
相馬 利行 瑕疵担保条項に関する一考察

『現代日本の金融システム−金融再編成下の新課題と実証−』 第6集 平成11年度版 (平成12年6月発行)

岩佐 代市 金融ビッグバンと個人の資産選択行動−投資信託市場発展への期待と課題について−
岩根  徹 日本銀行のゼロ金利政策と政策委員会
藤原 賢哉 信用データ・ベース計画の意義と課題
高林喜久生 金融機関の店舗配置について−地域データによる分析−
南波 浩史 郵貯預入額と所得、金利の関係について
寺地 孝之 金融システム再編下における地域金融と小口金融−20世紀末の日本と19世紀末のイギリス−
井澤 裕司 企業金融と企業のパフォーマンス:展望と実証
岡村 秀夫 新規公開企業のガバナンス構造とパフォーマンス
中川 竜一 日本における金融政策の効果波及経路の実証分析−1977年〜1999年までのマクロデータを用いて−
田中 敦 金融政策における運営目標の選択−Monetary Combination Policyの実証分析の試み−

『現代日本の金融システム−公的金融と金融構造−』 第5集 平成10年度版 (平成11年8月発行)

岩佐 代市 郵便貯金制度の諸論点に関する一考察
井澤 裕司 官民競争−競争のSemanticsと公的金融の役割−
高林喜久生 民間金融活動の地域的偏在と郵便貯金−全国・近畿都市別データによる分析−
岩根  徹 日本銀行の『超低金利政策』について
北川 雅章 インフレ率目標政策の展望:ゼロ・インフレおよび名目GDP目標政策との関連を中心に
寺地 孝之 サイバースペースにおけるフリー・バンキングの可能性
藤原 賢哉 不良債権問題に関する一考察
竹治 康公 産出量不完全監視下での有限責任制約の役割
中川 竜一 信用経済と銀行の役割
廣江 満郎 個人金融資産のマクロ実証分析−金融資産と経済活動の関係を中心にして−
南波 浩史 金融および実体経済変数の因果性検定
田中 敦 準備需要とインターバンク市場金利−中期モデルによる実証分析−

『現代日本の金融システム−公的金融と銀行行動−』 第4集 平成9年度版 (平成10年9月発行)

岩根 徹 公的金融とリスクについて
野間 敏克 寡占的預貯金市場における公的金融の役割
高林喜久生 民間金融活動の地域的偏在と公的金融の役割
藤原 賢哉 銀行の経営組織と貸出行動−審査部の独立性と不良債権−
田中 敦 銀行準備の実証分析−再考−
廣江 満郎 マネーサプライM3+CDと銀行貸出−鉱工業生産指数との因果性−

『現代日本の金融システム−公的金融と金融政策−』 第3集 平成8年度版 (平成9年6月発行)

古川 顕 資産デフレと物価
岩佐 代市 金融システムとしての財政投融資制度−問題の所在と方向性−
岩根 徹 公的金融と民間金融機関競争について
北川 雅章 「操作目標」としての郵便貯金残高のコントロール可能性
竹治 康公 非対称情報下における公的金融の役割
野間 敏克 日本の金融政策における操作目標−コールレート、マネータリーベース、マネーサプライの三者関係−
廣江 満郎 金融指標の選択
藤原 賢哉 中央銀行の独立性と情報収集・分析能力

『現代日本の金融システム−郵便貯金の機能と役割−』 第2集 平成7年度版 (平成8年10月発行)

古川 顕 郵便貯金と「質への逃避」
竹治 康公 定額貯金金利決定ルールを考慮した預貯金金利決定モデル
平山健二郎 郵貯需要関数の共和分分析と構造変化テスト
藤原 賢哉 郵政事業の地域別収益構造について
岩佐 代市 金融ネットワークのあり方をめぐって
井澤 裕司 わが国のペイメント・システムと郵便局
北川 雅章 金融政策ルールの操作目標−郵便貯金残高の利用可能性−
岩根 徹 政府金融の機能について−日米比較を中心に−
廣江 満郎 公的資金と財政投融資
田中 敦 財政投融資と景気循環−時系列モデルによる分析−

『現代日本の金融システム』 第1集 平成6年度版 (平成7年8月発行)

古川 顕 日本の金融調節と短期金融市場
岩根 徹 わが国のマネーサプライ・プロセスについて−ハイパワードマネーと変動要因の分析−
廣江 満郎 貨幣・信用集計量と経済活動
稲田 義久 超短期金融モデルの計量分析
北川 雅章 名目GDP目標政策について:展望
平山健二郎 金融政策の効果波及経路−共和分と誤差修正モデルによる分析の試み−
田中 敦 中央銀行の政策反応関数−展望とレジーム・シフト推定の試み−
竹治 康公 中央銀行貸出における期待の役割
井澤 裕司 ペイメント・システムの公平性−預金通貨需要関数からの考察−
藤原 賢哉 企業経営の再建と役員派遣について
野間 敏克 地域金融市場における競争と金融市場統合
岩佐 代市 協同組織金融機関について

郵便貯金振興会貯蓄経済研究室
金融システム研究会